まちゃつの徒然日記

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唐招提寺

「招提」は、元々「広い」「四方(の人々)」の意。後に普通名詞化し、「寺院」くらいの意味として使用されたという。つまり、唐招提寺は「唐僧鑑真和上のための寺」ということになる。盧舎那仏を本尊とする律宗総本山。鑑真和上座像、金堂、講堂、鼓楼、経蔵、宝蔵などが国宝に指定されている。733(天平5)年に渡唐した留学僧、普照と栄叡(ようえい)は、江蘇省大明寺で高僧鑑真に会う。授戒資格のある僧の推薦を依頼するためである。航海に危険を伴うため、弟子の中に渡日の意志を持つ者がいないと悟った鑑真。自ら渡日を決意するものの、渡航に5回続けて失敗。栄叡は病死、鑑真は失明する。6度目に渡日に成功したのは、大仏完成の翌年753年のこと。66歳になっていたという。日本滞在最初の5年間は東大寺で生活。後半5年間は唐招提寺で過ごし、763年に76歳で亡くなっている。拝観料は大人600円、中高生400円。駐車料金は500円である。薬師寺がすぐ隣にある。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


宮司知らん墓(グウジシランハカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:畝傍山の南東麓にある。