まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(142)

“Jalopy,jalopy,jalopy...,”最初は小さくささやくように、次第に大きな声へと変化する。場所は、K西学院第5別館3階の1室。定位置に腰を下ろしたペーダ先生は、いつもの笑顔である。音声が増大するのに合わせ、小刻みに振動した手のひらが胸元から学生のいる方向へ伸ばされる。“What do you think the sound stands for?”「この音は何を表していると思う?」まちゃつには不明。答えは、「ポンコツ」「ポンコツ自動車の走行音」だった。名詞でもあり、オノマトペでもある。金はないが、車には乗りたい若者が手を出す代物。1929年当時既に“jalopy”は「安っぽい車」「くず鉄にしかならない車」の意味で使われていた。一説に依れば、スペイン語の出来ないニューオリンズの港湾労働者達がJalapa市(スクラップ車置き場があるメキシコの都市)に船積みされる廃車を積んだパレットを“jalopies”と発音したのが始まりという。“Jalapa”の複数形でもないし、所有格でもないらしい。現在のスペリングが定着するまでに“jallopy”“jaloppy”“jolloppy”“jalupie”“julappi”“jaloppie”等様々に綴られる。30数年前、まちゃつの“jalopy”は「マーク2」だったが、NHさんには「オンボロ2」と呼ばれていたのを思い出す。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『横より新郎(ヨコヨリシンロウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:議論より強固なものがある。