1334年、後醍醐天皇による新政開始を覚える語呂合わせである。得宗専制に反発する御家人や悪党勢力によって実現された新政故、天皇の掲げる理想とはかけ離れたものになってしまったのだろう。2年という短期間での急激な改革は、恩賞の不公平もあり頓挫する。京都の混乱ぶりを今日に伝えるのが、『二条河原落書』。基本のリズム、七五調。携帯ツール、駆使しつつ、現代版の創作で、名作パロディ続出か。
「此此(このごろ)都ニハヤル物、夜討、強盗、謀綸旨(にせりんじ)、召人(めしうど)、早馬、虚騒動(からさわぎ)、生首、還俗(げんぞく)、自由出家、俄(にわか)大名、迷者、安堵(あんど)、恩賞、虚軍(からいくさ)、本領ハナルル訴訟人、文書入タル細葛(ほそつづら)…」
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ネジ、公費よ(ネジコウヒヨ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:天守閣は国宝。