まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

エミリー・ディキンソン

ペーダ先生の研究テーマの1つに“Emily Elizabeth Dickinson”がある。エミリー・ディキンソン(1830年12/10〜1886年5/15)は、マサチューセッツ州アマースト生まれの詩人。生前は無名だったが、1700編以上の作品を残す。19世紀的観念では失敗作だが、1930年以降は現代詩として支持を集めるようになる。祖父はアマースト大学創始者の1人。父親は弁護士で後に下院議員となっているから、政界・教育界では著名な家柄である。エミリーは人生の大半を生家で暮らす。隣家には兄夫婦が住み、兄の連れ合いは、エミリーの親友スーザン・ギルバート。妹のラヴィニアがエミリーの死後、詩の編集や出版を促す。エミリーの作品は、大文字とダッシュの多用、風変わりな語彙と比喩的描写が特徴。活字にするとよく分からないが、手書きだとダッシュにも何種類かあるのが分かる。「小鳥が歩道に舞い降りた」と題する作品を第2連まで紹介する。

A Bird Came Down The Walk
A Bird came down the Walk―
He did not know I saw―
He bit an angle-worm in halves
And ate the fellow,raw,

And then he drank a Dew
From a convenient Grass,
And then hopped sidewize to the Wall
To let a Beetle pass―

小鳥が歩道に舞い降りた
小鳥が歩道に舞い降りた―
見られていること知らぬまま―
ミミズを2つに食いちぎり
その後片方を呑み込んだ、そのまんま

更に朝露飲み干した
手近な牧草から
塀まで横にぴょんと跳ぶ
甲虫に道を空けてあげるから―


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『下駄、めんどい(ゲタメンドイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:文末に現れる。