米フロリダ半島中央部にオキーチョビー湖がある。平均水深は３ｍと浅いが、面積は琵琶湖の３倍の１８９０平方キロメートル。ここより南の広大な沼沢地がエバーグレーズ国立公園だと思いこんでいた。スクリューの代わりに、船尾後方に巨大な扇風機を装備したエアーボートで移動するのだが、１９４７年に国立公園に指定されたのは、更に南の一部である。沼沢地も間違い。「ゆっくり流れる」川なのだそうだ。川幅は最大で８０マイル！ 思っていたより狭いといっても、広大なアメリカ。国立公園の面積は６１００平方キロメートルもあるから、ほぼ茨城県に匹敵。大阪府の３倍強。ビジターセンターが４ヵ所もある！ 熱帯サバナ気候に属す。ペリカン、ヘラサギ、オオフラミンゴなどの野鳥の楽園。トレイル（板敷きの歩道のところもある）でアリゲータと出合いもする。５ｍ以内に近づかなければ大丈夫だと。南部では、カワウソ、マナティー、イルカなどとも遭遇する。年間１００万人が訪れ、１９７９年には世界遺産にも登録されている。話は変わって１９９６年５月１１日、マイアミ国際空港を飛び立ったバリュージェット航空５９２便（ダグラスDC-９）が公園内に墜落。原因は貨物室からの出火。積荷として積載が許可されていないはずの酸素ボンベからのものという。格安航空会社のせいか、操縦室のドアロック故障は放置されたまま。有毒ガスにやられたパイロットが操縦桿に倒れ込んだため、高度１万フィートから急激に降下。泥の下２ｍは石灰岩の層。乗客乗員１０５名が全員死亡。見つからない遺体がかなりの数に上る。「ワシそんなん知らん！」ワニが人を食った返事をしたとか、しなかったとか。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
その前に、O夏歩さん、お誕生日おめでとうございます。
『加盟する（カメイスル）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：アタリメの原料。
