まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

松茸狩り

植物園でアカマツの林を見て松茸狩りを思い出した。アカマツには松茸が寄生する。寒地ではエゾマツやツガの林に生えることもあるらしい。四半世紀前、九度山で山林を所有する会社が参加費無料のイベントを企画。車でアカマツが立ち並ぶ林道に到着する。斜面が急なため下りながら探すが、枝を避けながら転げないようにするので精一杯である。15分ほど経ってガイドが1つ発見。参加者が色めき立つ。根元付近の枯れ枝や草を取り除きつつ、鵜の目鷹の目で木から木を移動。小一時間は探すも、素人には見つからないまま終了。1個を発見したガイドはサクラだったか。収穫ゼロでイベント参加は徒労だったと参加者に思わせないために、主催社があらかじめ1本だけ置いていたのかもしれない。このあと近くの宿泊施設に移る。晩餐は、松茸入りのすき焼き。国産ではなくカナダ産松茸を大量に持ち込み20名の同僚と鍋を囲む。メンバーは20代、30代の食べ盛りばかりであったが、牛肉をかなり食べ残してしまった。芥川の『芋粥』ではないが、食べ飽きるまでみんなが松茸を流し込んだからである。若者の宴会で牛肉が残ったのを目にしたのはこの時だけである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『独り身の葦簀や(ヒトリミノヨシズヤ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:老人が危ないことをする。