まちゃつの徒然日記

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荻生徂徠(おぎゅう・そらい)

江戸中期の儒学者(1666年〜1728年)。通称は惣右衛門。本姓は物部氏。江戸の人。初め朱子学を学び、後に古文辞学を唱道。家塾を開く。門下に太宰春台(儒学の経典や当時の中国語に通ず)、服部南郭儒学者、詩人)らを輩出。中国風に物徂徠(ぶっそらい)とも呼ばれる。勝海舟の評価を『氷川清話』から。

「物徂徠は、豪傑儒だ。いったい儒者徳川幕府に登用せられるのは、たいてい林家のとりなしによるものだが、ひとり林家の下風にたたなかったのは、白石と徂徠とばかりだったよ。(略)朝鮮修好に関する機密を将軍から相談せられた徂徠は、多くの役人共が恐れ入って震えている中で傍若無人ありさまであった。侍臣が見かねて『あまり声が大きい』ととがめたら、徂徠は平気な顔で『いかに声が大きくても、朝鮮までは聞こえまい』といったそうだ。その豪懐(心の大きいこと)のほどが思いやられるわい」


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『どう、ましな意味か?(ドウマシナイミカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:尾道今治ルート。