まちゃつの徒然日記

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井倉洞

地下資源の種類は多いが、まとまった量が確保できない日本は、「地下資源の博物館」とからかわれることがある。唯一の例外は、セメントの原料となる石灰岩。全国各地で産出するが、山口、埼玉、茨城などが著名。鍾乳洞は、その石灰岩地形が雨水や地下水の浸食を受けて生じた空洞である。全国各地に散在するが、秋吉台最大の秋芳洞は長さ10km。規模の大きさにびっくりした人も多いだろう。そうは言っても、米国ケンタッキー州のマンモス洞は長さが591km、世界遺産にも指定されている。上には上がある。本日の話題、岡山県新見市井倉洞を訪問したのは24年前のこと。宮島からの帰りに中国自動車道を新見で出る。途中でこれだけ通路が狭くなる鍾乳洞も少なかろう。閉所恐怖所でなくても、パニックになりそうである。トンネルの上下左右から岩が接近。入場者の長蛇の列は、遅々として進まなくなる。暗く狭い中で、明らかにイライラしている人もいる。途中に大人1人がかがみ込んでやっと通れる場所があるためだが、初めて来た観光客にそんなことは分からない。少人数で歩けばどうってことはない。どうして多人数を一度に入場させたのか、管理者の感覚を疑う。正直言って入場したのを後悔した。しかし、後戻りは出来ない。ただ、その瞬間に大地震が起きないことを祈るばかりであった。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『まあ、ラバ(マアラバ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:米国州名。