電気椅子に座らせたり、絞首を行ったりはしない。小学生の頃盛んだった、ソフトテニス用ボールを使った遊びの名称である。男子しかやらない。「番号呼び」と称する地区もあった。プレーはじゃんけんで勝った１人が、予め各プレーヤーに割り振られた番号を叫んで屋根にボールを投げ上げる事から始まる。呼ばれた番号のプレーヤーは、ノーバウンドでボールを捕球し再び別の番号を叫んでボールを投げ上げる。これを繰り返すのだが、同じ場所にボールが返ってくるように投げる必要はない。直ぐ落ちてくるようにちょっとだけ屋根にのせたり、斜めに投げたりもする。番号を呼ばれたプレーヤーがノーバウンドで捕球できそうもないと判断すると、他の参加者はなるべく遠くに逃げる。捕球と同時に「ストップ！」の号令がかかる。各プレーヤーは立ち止まらねばならない。ボールを誰かに投げて、ノーバウンドで命中させれば、当てられた者が「イッケ」。受け止められたり、身をかわされたりしてボールを命中させられなければ、投げた者が「イッケ」となる。つまり、屋根から落ちてくるボールをノーバウンドで捕球できないと、誰かが「イッケ」となる訳。同じプレーを繰り返し、２度しくじった者は「ニケ」。３度しくじると「サンケ」と進む。しくじりを４度経験すると「シケ（イ）」執行となる。ちょっと残酷だが、両手を広げて後ろ向きに壁の前に立たねばならない。残りのプレーヤーは、決められた距離から１人１回思いっきりシケイ囚にボールをぶつける。冬季など、耳に当たるとちょっと痛かった。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『わざと殺し（ワザトコロシ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：首都圏都市名。
