阪神高速松原線を走行してみよう。運転中気をつけていると、ショックアブソーバーがひときわ上下する場所がある。平野と三宅のちょうど中間辺り、長居公園通りの真上を通過する瞬間だ。車のバウンドが大きくなる理由は、そこに本来在るべき橋脚が１本カットされているからである。６車線ある長居公園通りのど真ん中に橋脚を造れば、見通しも車の流れも悪くなる。建てる事がはばかられたのであろう。交差点南北方向直ぐの松原線橋脚は、両方とも他に比し大きく丈夫に造られている。その双方からバランスよくコンクリートの腕を両側に伸ばして高架を造ったようだ。まぁ、巨大な「やじろべえ」の上を１日に何万台もの車両が通過している訳。頭のいい人が設計したのだろうが、コンクリートは重い。「やじろべえ」の両端が予想より垂れ下がったのだろう。垂れ下がりが拡大しないよう下から支える台座と台座を引っ張り上げるケーブルが設置された。地上から見上げると不細工だが、安全には代えられない。大地震の際、崩れないか心配になる場所の１つである。杞憂であればよいが…。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『いい海苔（イイノリ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：米国州名。
