まちゃつの徒然日記

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古関裕而(こせきゆうじ)記念館

御存じ、全国高等学校野球大会の大会歌。

♪雲は湧き 光あふれて
天高く 純白の球今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ まなじりは歓呼にこたえ
いさぎよし 微笑む希望
ああ 栄冠は君に輝く

妻の金子(きんこ)
「いい曲ですねぇ、誰が作曲したんでしょうねぇ」
夫の裕而(ゆうじ)
「さぁ、誰だろうねぇ」

高校野球のテレビ中継を見ながら、こんな会話が老夫婦で交わされたらしい。1929(昭和4)年、裕而の舞踊組曲竹取物語』が、イギリスの作曲コンクールに入賞する。日本人として初の快挙だったという。その新聞記事を読み、愛知県在住の内山金子がファンレターを書く。2人の文通が始まる。金子18歳、裕而(本名は、勇治)20歳で挙式。早っ! 福島市入江町1番1号にある古関裕而記念館は、1988(昭和63)年11/12オープン。入場無料。福島市名誉市民第1号だから当然か。1階は、ロビーと事務室。2階には600点の写真パネル、楽譜が展示されている。また、代表的な100曲をヘッドホンで視聴できる。生い立ちや作品については、ビデオコーナーもある。古関裕而は、1909(明治42)年8/11福島市生まれ。1989(平成元)年8/18に亡くなるまで5千曲以上を作曲。27歳で「大阪タイガースの歌」(阪神ファンの好きな六甲颪やで)、39歳で「栄冠は君に輝く」を作曲。著名とは言えないが、大阪Y陽丘学園ほか多数の校歌を手がけている。中には、無料で作曲したものもあると聞く。まちゃつは「東京オリンピックマーチ」がお気に入りだ。裕而の描いた水彩画を見たが、絵の方も玄人はだしである。古賀政男美空ひばりでも受賞しているのに、国民栄誉賞が泣いている。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『牛起こすか、ガツン(ウシオコスカガツン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:COP15で片づけられなかった。