まちゃつの徒然日記

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ジェイムズ・カーティス・ヘボン

James Curtis Hepburn (1815年3/13〜1911年9/21)は、ヘボン式ローマ字の創始者である。アメリカ長老派教会宣教師でプリンストン大医学部出身の医師。1859(安政6)年来日。医療・布教活動を行いながら“Korewa nan desuka?”と尋ねまわり、最初の和英・英和辞典を完成する。初版は、和英2万772語、英和1万30語を収録。第3版(和英3万5615語、英和1万5697語収録)まで制作された。その辞書の表記に用いられたのがヘボン式ローマ字である。明治学院を創立し、33年間滞在後の1892(明治25)年帰国している。出身地のペンシルベニア州ミルトンは、州の中央、アパラチア山脈中の村である。合衆国名門8大学(Ivy League)中、故郷に最も近いプリンストン大に進学後、44歳ではるばる日本にまで来ている。来日して3年目の1862(文久2)年8/21、生麦事件が発生する。乗馬中の英人4名が島津久光大名行列と遭遇し殺傷された事件である。幕府は英国に10万ポンドを支払う。難を逃れた女性1人とほぼ即死状態の1人を除き、傷を負った2人はアメリカ領事館に駆け込む。2人の手当てをしたのが、ヘボンだったという。日本では、平文と名乗ったらしいけど、驚いたでしょうなぁ、平文さん。因みにペーダ先生のお好みではない女優の代表格、キャサリン・ヘプバーンヘボンの末裔ということである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『また焼いたか(マタヤイタカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:自然主義文学『蒲団』の作者。