２００８年８月１１日の昼下がり、２０数年ぶりに呉市を再訪した。呉市の人口は、２４万人余。数字だけ見れば、微増という感じである。だが、周辺の町村との合併により２０万人台を維持しているのであり、旧呉市、周辺部とも人口は減少しているのが実態らしい。さぞ寂しくなっているかと思いきや、youmeなるショッピングセンターが出来て賑わっている。呉市海事歴史科学館（愛称が大和ミュージアム）駐車場は満車。臨時駐車場に回される。お盆の時期だからか、県外車が多い。科学館の建物は４階建て。明治２２年、鎮守府が設置されてからの呉の歴史、大和ひろば、大型資料展示室、造船に関する展示などからなる。目玉は、１／１０スケールの戦艦大和。全長が２６．３ｍもある。実物は、屋久島の西１００ｋｍほどの海底に今でも沈んでいる。全長２６３ｍ、全幅３８．９ｍ、排水量６万５０００トン、史上最大の戦艦だった。軍艦ならもっと大きいものがあり、横須賀を母港とする航空母艦ジョージ・ワシントンは、排水量１０万４０００トンである。大和の大きさを身の回りにあるもので説明すれば、長居陸上競技場のスタンドを含めた南北方向が全長、JRの車両２両分の長さが全幅に匹敵する。東京タワーに使用された鋼材４２００トンの１６倍の重さがあった。因みに、軍艦は重さで表すから排水トン、商船は容積で表すから総トン、タンカーは積荷の重さで表すから重量トン、同じトンでも中身が違うよーっ。入館料は、大人５００円、高校生３００円、小中学生２００円。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『私立が得意（シリツガトクイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：「損得」を表す四字熟語。
