２００９年で一番印象に残ったプレーだが、チーム名もプレーヤーも覚えていない。掃除機を動かしながら見ていたからであろう。ワンアウト１塁。バッターはフルスイング。ボールを捉え損ねてぼてぼての２塁ゴロ。ちょうどバントをしたような勢いになった。ボールは完全に死んでいる。中間守備で併殺を狙っていた２塁手は猛然とダッシュ。その瞬間まちゃつは、バッターランナーを１塁でアウトに出来ればツーアウト２塁で上出来だと思った。１塁への送球が遅れれば、下手をすると１，２塁どちらもセーフになりかねないタイミングである。でも結果はダブルプレーが成立、一瞬にしてチェンジ。何事が起きたのか分からないほどのスーパープレーだった。２塁手はグラブの内側をボールに向けて捕球する通常のスタイルではなく、なんとダッシュしながらグラブの外側を転がってくるボールに見せたまま、静止しかけのボールを掴むと振り向きもせずに２塁にバックトスしたのだ。距離も方向もスピードもドンピシャ。２塁にはタイミング良くショートが入り、ボールを１塁に転送したのである。スローで見て初めてその凄さが分かる、大リーグならではの超美技を拝ませて貰った。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『食事ウニ（ショクジウニ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：環状線にある駅名。
