まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Hurricane Hunters

去年、台風の中心位置について気象庁ウェザーニュース社の情報が異なり、ちょっとした問題に発展した。飛行機を飛ばしてちゃんと観測していれば、こんな問題は起きないのにねぇ。米国では、気象衛星だけに頼らず、実際に気象観測用の航空機を飛ばしている。ハリケーン・ハンターは、米国本土に接近するハリケーンの中に飛び込み様々なデータを収集する、空軍の予備役部隊。ミシシッピ州に基地があり、1944年以来の歴史を持つ。11機の機体に、パイロットだけで40名が勤務。現在使用されている機体は、WC-130Jハーキュリーズロッキード・マーチン社製)だ。エンジンは、ロールスロイス社製6翅のターボプロップで4900馬力。それが左右の翼に2つずつ付いた4発機である。搭乗するのは、正副パイロット2名、航空機関士、天気予報官、積荷責任者など。全長30m、全幅40m、それほど大きな機体ではない。それもそのはず、自衛隊で使用しているC-130輸送機の姉妹機である。沖縄の施政権が返還されるまでは、沖縄にも同様の部隊が存在し日本に接近する台風のデータを収集していたと聞く。危険な任務であり、戦後17名のアメリカ兵が機体ごと行方不明となっている。我が国でも、航空自衛隊を定年退職したパイロットや元気象庁職員を対象に予備役制度を作ってはどうか。次に、その中から台風観測ボランティアを募る。WC-130Jを購入し、実際に台風に接近突入しデータ収集をするべきではないのかなぁ。それとも、今まで通り「台風〇号は、□□市の南西120kmにあり、北へ時速20kmで進んでいるものと推定されます」というような感じで、「推定」を続けるつもりなのだろうか。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『錬金森(レンキンモリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:透き通った飲み物。