まちゃつの徒然日記

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渦の道

本州四国連絡橋(神戸・鳴門ルート)に大鳴門橋がある。1976年7/2起工、1985年6/8開通。主塔の基礎は潮流の方向(概ね南北)には長く東西方向には短く建設された。出来るだけ渦潮に影響を与えない配慮だ。因みに明石海峡大橋では、円筒形をしている。同じ吊り橋だが、主塔の高さは144.3mで明石海峡大橋の半分。橋長は1629m。瀬戸大橋と同じく上下2層式で、上が自動車専用6車線、下は四国新幹線が建設された場合の軌道専用となっている。後に完成する明石海峡大橋オイルショックに因る建設費抑制のため自動車専用橋となってしまい、何ともちぐはぐだ。国費の無駄遣いの典型。日本には、50年後100年後を見据えた建設計画など無いに等しい。当分列車の走ることのないスペースを有効利用しようと、本日の話題「渦の道」は造られたそうだ。鳴門側から450m海に突き出す遊歩道からの眺めは素晴らしい。一部にアクリル樹脂製の透明な床があり、潮流の少し緑がかった青を背景に白い渦が幾つも現れるのが見える。海面からの距離は45mだから、明石海峡大橋にある舞子プロムナードとほぼ同じ。でも、どちらかを選ぶとすれば、「渦の道」に軍配が上がる。大人500円、中高生400円、小学生250円。一番の見頃は、渦潮の直径が大きくなる3月下旬から4月上旬とのこと。


それでは、いつものシャッフルクイズ。


『耳無し内科(ミミナシナイカ)』

今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:石油資源が埋蔵すると推定される、南沙群島がある。