岳父が亡くなり、GTAと２人で宮崎まで飛ぶことになった。妻のトフコさんは、既に１０日前に実家に帰っている。航空会社に空席の照会。お盆明けの日曜日故か、帰省客で混雑。こちらからの便には空席があるのだが、帰りはゼロと表示される。何度やっても同じ結果だ。夏休みは特に仕事が忙しいので、人手不足に陥る。どうしてもその日に帰阪しなければならない。帰りの航空券が手に入らなければ、午後３時３０分宮崎発のJR特急「にちりんシーガイア」の自由席で小倉まで出て、新幹線で帰る覚悟をする。多分「にちりん」では４時間半立ち続け、深夜帰宅になるだろうが、致し方ない。午前６時前に伊丹に到着、始発便に搭乗。眠くてたまらないが、対照的に乗務員は素晴らしい笑顔。プロ精神に脱帽。その年の大阪は酷暑。お盆には自宅の窓を全部開け放っても、３７℃を超える日があった。宮崎空港到着後、早速カウンターに出向き事情を話す。最初は型どおりキャンセル待ちということだったが、２人とも喪服姿である。応対に出たT原さん。「ちょっとお待ちください」と答えると、奥へ消える。上司に相談？ 直ぐに戻ってくると、最終便の航空券を用意してくださるとのこと。有り難い！！ 出棺までしかいられないと考えていたが、お陰で焼き場へも行けた。T原様々である。航空会社の空席ゼロには、緊急時に備えて若干余裕があるのだろう。ホテルの予約（１２／１８の日記）と同じか。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：小林多喜二の作品。
