まちゃつの徒然日記

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兼六園

金沢市にある日本三名園の一つ。文政年間(1818〜1830)に藩主前田斉広(なりなが)が創設。1822年、松平定信により命名されたとある。命名の時期は、定信による寛政の改革(1787〜1793)が終わり、亡くなる7年前にあたる。隠居して楽翁と号した頃か。宏大・幽邃(ゆうすい:景色が物静かで奥深い)、人力・蒼古(そうこ:古色を帯びさびた趣を持つ)、水泉・眺望の相反する6つの魅力を兼ね備えていることが名前の由来という。見所の多い池泉回遊式庭園であり、まちゃつは2度訪れた。お気に入りは、辰巳用水と噴水である。犀川上流の上辰巳町に取水口を設け、10kmの導水管工事を実施して兼六園まで水を引いたのが辰巳用水である。当時は、大土木工事だったに違いない。噴水は、園内の霞ヶ池を水源としている。高さ3.5mで、池の水面との高低差を利用した素晴らしい出来映え。一見の価値あり。ユネスコ世界文化遺産に「城下町金沢の文化遺産と文化的景観」と銘打ち国内立候補しているが、評価はカテゴリー1b。「主題に関する調査研究を行い、一定の方向性が見えた段階で準備をすすめるべきもの」にとどまっている。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『ワシが勝ちなの(ワシガカチナノ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:観心寺がある。