まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

石川啄木

1886年生まれ、1912年没。歌人、本名は一(はじめ)。啄木は「きつつき」の意味。口語をまじえた3行書きで生活感情を歌う。『一握の砂』1910年刊、『悲しき玩具』1912年刊。父親が宝徳寺住職となり、岩手県渋民村に引っ越す。啄木は神童と呼ばれ、村の他の子たちより1年早く小学校入学。1898年、盛岡中学入学。ここまでは順調だったが、中学で金田一京助と知り合い和歌を作り始める。成績は急降下。校長排斥運動に関わったりカンニングが見つかったりで、1902年盛岡中学を中退。16歳で上京、師事していた与謝野鉄幹・晶子夫妻を訪ねる。19歳で堀合節子と結婚。二十歳で渋民高等小学校代用教員となる。翌年、父が住職の地位を追われ、一家離散。北海道で代用教員。5年後肺結核で亡くなっている。一首三行分かち書きが出たら、「啄木」ターイ。

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ

ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聞きにゆく

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと手を見る


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『連日雇用ね(レンジツコヨウネ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:終身雇用とセットだった。