東京ドームの側にある方ではない。旭川を隔てて岡山城の北に隣接する池泉回遊式庭園の方である。池泉回遊式とは、池の周囲に園路が設けられている庭園である。園路に沿って歩くと、亭（ちん：休憩や眺望のため設けた風雅な建物）、橋、築山、灯籠などが配され、巡りながら景色が鑑賞できる。漢字が七つ並んでいるからといって、難解なものとは限らない。巨大な池の周りに遊歩道がある、長居植物園も同じタイプだ。１６８７年、藩主池田綱政が家臣の津田永忠に着工を命じ、１７００年に完成。藩主の静養の場、賓客接待の場として利用された。後には、日を定めて藩内の人にも観覧が許されたそうである。廉池軒からは藩主が好んだ眺望を体験できる。能舞台がある。また、藩主が家臣に馬術、弓術を競わせた馬場、弓場も残されている。変わったところでは、創園当時から鶴が飼われていて、鶴舎がある。残念ながら、戦後に鶴は絶滅。釧路市の協力でよみがえり、タンチョウ舎となっている。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『期待、千倍（キタイセンバイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：大人物は、若い頃は目立たない。
