宇宙にはどれ程多くの恒星があるか？ 無限かもしれないが、そうだとすると話にならない。今、観測できる銀河の数は千億だといわれている。我々のいる銀河系には二千億の恒星があるらしい。でも、小さな銀河もあるから、各銀河に平均百億の恒星が含まれると仮定してみよう。簡単だ。百億の千億倍の数だけ存在することになる。１×１０の２１乗個だ。これがどれだけ凄い数か、実感しにくい。京セラドームを入れ物に見立てて、その中を砂粒で満たし、その数と勝負してみよう。因みにドームの建築面積は、３３８００平方メートル、高さは８３メートルである。砂粒は、一番大きなタイプだと半径１ミリメートル。１立方センチメートルの容器には１２５粒入ることになる。京セラドームの容積を立法センチメートルに換算すると、２．８０５４×１０の１２乗立法センチメートルになる。これの１２５倍が砂粒の数になるから、３．５０６７５×１０の１４乗個が答え。恒星の数の方が圧倒的に多いということが分かる。つまり、京セラドームを１０００カ所建設して砂で一杯にし、更にその千カ所の砂粒全ての１万倍の数だけ恒星は存在するというのだ。今、見えているだけでね。宇宙は広いねぇ。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『迷うと、目次（マヨウトモクジ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：本丸御殿が復元された。
