日本語に直すと、噛み煙草。噛んで香気を味わう煙草だ。押し固めた葉に香味・色などを加えて作る。火気厳禁の場所、例えば船倉、森林、鉱山等で働く労働者に愛好された。何しろ、火を使わないで済むから。ただ、ニコチンの吸収が紙巻き煙草より強烈だ。中毒を防がねばならないから、唾液は絶対に呑み込む訳にはいかない。そこら中にペッ、ペッと吐き出すから辺りは唾だらけ！ 昔なら、大リーガーも盛んにやっていた。同じ噛むのでも、現在はチューインガムが主流派だ。まちゃつが大リーグ中継を見ている限り、Chew Tabacco の愛好者が１人いる。背番号４７、Terry Jon Francona。ボストンレッドソックスの監督である。２００７年、フランコナ監督は禁煙にトライ。シーズン中に失敗したら、癌の研究機関に２万ドル寄付する旨宣言。だが、Division Series 優勝時にとうとう吸ってしまう。去年も相当噛んでいた。チューインガムに比べて口のふくらみが大きいから、すぐ分かる。背番号４７（いつもウィンド・ブレーカで隠している）は唾をペッと吐くのではなく、タラーリと真下に垂らしている。それにしても、大リーグのダグアウトは汚い！ ヒマワリの種の殻が至る所に吐き捨てられているし、スポーツ飲料の紙コップも散乱している。掃除の係は大変である。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『豪雨と恩（ゴウウトオン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：あめ玉。
