ラフカディオ・ハーン（ Lafcadio Hearn ）は、１８５０年６月２７日、ギリシアのLefkada 島生まれ。ミドルネームのLafcadioは、この島の名に由来する。父親はアイルランド出身の英人軍医、母親はギリシア人。２歳でアイルランドのダブリンに引っ越す。父親の単身赴任が遠因で両親が離婚、大伯母に引き取られる。父親は再婚。１６歳の時、遊んでいる時の怪我で左目を失明。左目が写らないポーズしか写真に撮らせないようになる。父親は病死。翌年、大伯母が破産する。退学しアメリカへ渡る。苦労の末、記者となり、明治２３（１８９０）年来日。松江藩士の娘、小泉節子と結婚し日本に帰化。小泉八雲と称す。松江中学、五高、東大、早大で英語、英文学を教える。その傍ら『生き神』（７／１９付日記「濱口梧陵」を描く）『怪談』等を執筆し、日本を西洋に紹介。東大を辞職する際には反対運動が起きたという。後任は、夏目漱石であった！！ １９０４年９／２６、狭心症のため５４歳で亡くなる。記念館は、松江城の北に位置する。昭和８年に建てられたが、現在の建物は昭和５９年に改築されたもの。まちゃつは、改築直後に訪問。八雲が自身の子どもに英語を教える際に、自分で書いた例文が記憶に残っている。新聞紙に毛筆の丁寧な文字で“The sun rises in the east and sets in the west.”とあった。「太陽は東から昇り、西に沈む」方角を表す前置詞は、“from”ではなくて“in”！ 入館料は、大人が３００円で小中学生は１５０円とリーズナブル。お城の駐車場に止めて、歩いていくのがベスト。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『音感審査（オンカンシンサ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：大陸の春の気候。
