９／２０（日）放送は、関西勢同士の対戦、しかも初手合い。谷川九段（神戸市生まれ）VS糸谷五段（広島市生まれ）である。解説者は、これも加古川市出身の久保棋王。糸谷哲郎五段は、現役棋士として初めて国立大学に合格。大阪大学文学部に在籍し棋士と学生の二足のわらじを穿く。プロ入り後初手合いとなった橋本崇載七段に勝利し、「強すぎる、怪物だ」と言わしめたという。一方の谷川九段は、「光速の寄せ」で知られ永世名人の称号を保持する棋界のスター。対局は、谷川九段が普段はめったに指さない三間飛車。糸谷五段は、銀冠で対抗。序盤の駒組みから中盤にかけて、九段が優位な態勢に入ったかに見えた。しかし、五段が穴熊に組み替える直前の２二玉が不安定な形。その瞬間に谷川九段が角銀交換から攻撃に移るのだろうと考えていたら、さにあらず。九段は左銀を３九まで下げて自陣を固める。結局、穴熊の糸谷五段が反撃を許さず圧勝。先輩を目の前にして、久保棋王も悪口は言えないのだろう。まちゃつには歯切れの悪い解説に聞こえた対局だった。久保棋王ではなく、もっと遠慮せずにズバズバ言える年寄りを解説者にすれば良かったのになぁ。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『夫婦しろ（フウフシロ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：かぐや姫がくれるのは、どんな薬？
