６／２８（日）、先崎八段VS杉本七段戦をテレビ観戦。小学生の頃とあまり違わない童顔の先崎学八段が大写しになると、故永井英明氏とのエピソードを思い出した。永井さんは元奨励会会員のアマチュア強豪、雑誌『近代将棋』編集長であり、NHK当番組の司会進行役であった。『近代将棋』は、２００８年惜しくも廃刊。逸話の内容だが、８歳の先崎少年が「よい子日本一決定戦」小学校低学年の部で優勝。準優勝は羽生四冠。現在と立場は逆だが、当時「天才」の名を欲しいままにしていたのは、先崎少年だった。メディアの取材を受けるため、都内を車で何カ所も移動中のこと。車酔いに弱い学少年。乗ると、すぐに「降りる！」を連発。戻しそうになるというのである。困り果てた永井氏は、一計を案じる。「ぼく、ぼく。よく聞いてね。おじさんは昨夜徹夜したので、一睡もしていないんだ。居眠りをしてはいけないから、運転をよく見てて。眠りそうになったら、起こして」効果は絶大。学君は、永井さんのハンドル捌きに集中。駄々をこねなくなったとのこと。知恵のある大人を見習いたいものである。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『赤メロン（アカメロン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：あめ玉。
