まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

丸亀城

善通寺ICを出る。全国展開している洋服のA山が見えてきた。でもちょっと変だ。青白の面に赤のラインが入った巨大広告塔が2つ(!)ある。よく見ると、別の広告塔が2つの間に挟まれている。同業のHるやまである。紳士服業界の競争も熾烈なのだろう。でも、ここまでやるかという感じ。信号機のない交差点が多い。反則金も信号機購入の原資だ。違反が少ないせいか、それとも取り締まりが緩いせいか。どちらにしろ運転に気をつけや、まちゃつ。城の駐車場に入る交差点も通り過ぎてしまう。道が狭い上に信号機もないため、それと気づきにくいからだ。ナビも案内をしてくれているのに…。車を駐車場端に止め、見上げるとやや小ぶりの天守閣。三層三階、純白木造である。相当階段を上らされそうだ、と思いながら公園内を散策し三の丸を目指す。北側に回ると、天守閣に石落としが見える。石垣をよじ登ってくる敵兵に食らわすのだろう。姫路城と類似の装置か。「見返り坂」に差しかかる。樹木が生い茂り、少し暗い。ほぼ直線。勾配が急なため、時々立ち止まり振り返りたくなるのが命名の由来らしい。鎧に兜を装備し武器や戦闘用具を運びながらこの急坂を上るのは、敵兵にとって容易ではない。そこを横から撃滅という訳か。小規模な城を防御する知恵だろう。虚子の句「稲むしろあり飯の山あり昔今」がある。三の丸の井戸が深さ61m、二の丸は64mもあるらしい。20階建てのマンションと同じ。大工事だったろう。草ぼうぼうの中、本丸に到着。周囲を見渡せる。南西に飯野山、別名讃岐富士(421.9m)の美しい山容が望める。江戸時代には、さぞ威容を誇ったことであろう。駐車場、無料。天守閣は大人200円、子ども100円。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『うたかたの題(ウタカタノダイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:大日本沿海輿地全図