運転免許を取得してすぐの頃、長野県まで独りで出かけた。松本城（別名烏城）を見学するためだ。中古のTヨタM２を夜通し運転。名神高速から真っ暗な中央道へと入る。小牧ジャンクションは、映画「未知との遭遇」の１シーンを連想させる。やけに時間のかかる恵那山トンネル（当時６０ｋｍ制限）を抜けパーキングで仮眠。早朝に松本に着いた。さすが国宝だけあって、訪問者が多いのだろう。市営駐車場に入るのを待つ車で細い一方通行路は、数珠繋ぎ状態。空くまで待とうホトトギス。（「鳴くまで…」の間違いやろう）３０分待ちかな、それとも１時間くらいかなと、距離を確かめるため道路地図を見ているまちゃつ。ガラスを叩く音で見上げると、カトリック松本教会の神父さんが、教会の庭に車を止めろとおっしゃる。前後のドライバーは怪訝な表情。紺色のまちゃつの車だけが教会に入る。厚意に甘えてさっさと見学。戻ってきて礼を述べ、駐車料を差し出したが受け取って貰えなかった。無料になった。１台だけ教会に招じ入れられた理由は何？ ナンバープレートか？ 道路地図か？ その両方か？ ３／２１「目くばせだけの会話」の逆バージョンである。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『甘い裁き（アマイサバキ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：嵐。
