まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

大レンブラント展

2002年11月23日(土)、京都国立博物館に出かけた。「大レンブラント展」が開催されているからである。「大」がつくのは、誇張ではない。協力した美術館が凄い。ちょっと名前を挙げるだけでも、シュテーデル美術研究所(フランクフルト)、ナショナルギャラリー(ロンドン)、国立美術館アムステルダム)、ルーヴル美術館(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ナショナルギャラリー(ワシントン)、国立美術館(ベルリン)、国立近代絵画館(ドレスデン)など。全部見ようと思えば、どれだけ旅費が必要か。世界中のギャラリーから送られてきたレンブラントの作品に京都で出会えるとは、人生に二度とないチャンスだ。特に肖像画が素晴らしい。ところで、H高校美術教師Y先生が出した最初の課題は、自画像を描くというもの。各自、手鏡を渡された。着色する前に、顔の輪郭、縦と横の比、目鼻口の位置、形、顔全体に対する比などを正確にデッサンする力が問われていると思った。「H、お前の作品、実物に似てるやん!」友人には似ていると言われたが、似ているだけでは…。混雑している所に出向くのは好きではないが、美術愛好家の大半は、各人が自覚して迷惑にならないようにタイミングを計って歩く。嫌な思いはしない。その対極にあるのが、競輪が開催される日の阪急西宮北口駅であった。明らかに雰囲気がいつもと違う。エアサス仕様8両編成の特急がホームに停車するや否や、車両が半端なく左右に揺れる。西宮競輪に向かう乗客が我勝ちに走り出すからであった。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『酔うたと言うの?(ヨウタトイウノ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:「芸術は、爆発だ!」と叫んだ人の作品。