まちゃつの徒然日記

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ゴッホの左耳

時事通信に依れば、ゴッホに関するドイツ人歴史家の新説が2009年5月5日付ロンドンの各紙に掲載された。ゴッホ本人ではなく、ゴーギャンが例の左耳を切った可能性があるという。ただし、推測である。新説では、喧嘩の挙げ句家を出て行くゴーギャンを追ったゴッホに、ゴーギャンが振ったフェンシングの剣が当たり、左耳が切り落とされたというもの。ゴッホが被害を口にしなかったのは、「共同生活再開」に期待していたからという。あり得ない話ではない。学校では、2人が南仏アルルに同居していた頃、ゴーギャンに「自画像の耳の形がおかしい」と言われ、錯乱状態になったゴッホが自分で切った、と習った記憶がある。自画像の背景には、浮世絵が描かれている。ゴッホ(1853〜1890)は、ダイナミックさと究極の緻密さとを兼ね備えたドラクロア(1798〜1863)が亡くなった時10歳である。彼の太いタッチも印象派の人々の点描と同様に、写実を追求してもドラクロアを超越できないと知った故かもしれない。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『横、差し歯、サイン言う(ヨコサシバサインイウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:憲法の番人。