まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

青函連絡船・羊蹄丸(2代目)

1977年8月18日、朝食を早めに済ませ、K港ホテルという名の旅館を出る。正午過ぎの出航までの時間を利用し函館市内を散策するためだ。高田屋嘉兵衛の像を見て港に戻る。摩周丸は真夜中に出航したため、船内を見ていない。羊蹄丸の船内で立ち入り可能な所をうろつきまわる。予約したグリーン船室をチェック。大広間に赤茶色の座席が並んでいる。まちゃつの席は、窓際だ。背もたれは、床から見て30°まで倒れる。ほぼ、ベッド状態。寝台を予約しなくても、睡眠を取りたい人は充分眠れるだろう。特急のグリーン席は60°が限界だから、連絡船のグリーンは、利用時間は長いが利用距離が短く料金が安いので超お得。でも、誰も入ってこない。出航後、展望デッキに上がる。風が強い。白波も見える。ピッチング(前後の揺れ)をしているのがはっきり分かる。僅かだが、ローリング(横揺れ)も入ってきた。カモメがグライダー状態で何羽も船についてくる。パンくずだろう、中年女性が投げると見事にキャッチ。船酔いが心配になり、自席に戻り暫く眠る。船長からの案内放送で目覚める。羊蹄丸はコースを少し東にそれ、下北半島西部、仏ヶ浦すぐ側を航行している。如来の首、親子岩、一ツ仏、天竜岩、蓮華岩などが紹介される。仏ヶ浦見物には、むつ市からでも車で80分もかかる。船長の粋なサービスだった。現在、羊蹄丸(2代目)は、東京湾に繋留され「船の科学館」となっている。新交通「ゆりかもめ」新橋駅から17分。入館料は大人700円、子ども(10歳以下)400円。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『自宅カラ(ジタクカラ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:100円とか300円の当たりは無くしてほしいね。