まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

青函連絡船・摩周丸(2代目)

1977年8月11日午後11時、大阪駅から乗車した485系「白鳥」が、終着の青森駅に近づいている。列車は、出発時とは逆さの向きに進行。途中の新潟駅が行き止まりの櫛形ホームになっているためだ。車掌が一礼し、青函航路の乗り継ぎ客に乗船名簿を配布し始める。薄ねずみ色であまり上等の紙ではない。正確には「青函連絡船・旅客名簿」だ。航空機を利用せずに、13時間をかけ列車で青森まで来たのは、青函連絡船に乗船する目的があったからだ。住所、氏名、年齢、性別を記入。事故でもあれば、この紙切れが乗船した証拠になるのかと思うとちょっと緊張。1155名が亡くなった1954年の洞爺丸事故が脳裏をよぎる。青森駅到着後、ホームから桟橋まで駆け出す人もいると聞いていたが、誰も走ってはいない。跨線橋を渡っていよいよ乗船。摩周丸は、全長132m、全幅17.9m、5374総トン。夜故か、大きく見える。船室は、普通、グリーン、寝台の3クラスだ。まちゃつは、寝台を予約。船員に案内され船室に入る。寝台4つで1部屋になっており、洗面台と談話スペース付き、ゆったりしている。ベッドをチェックして驚いた。当時B寝台の幅は52cmか70cm(新型車両)、A寝台は90cmだったのに、大人2人が寝られそうな幅があるのだ。しかも、相客無し。1部屋を1人で独占! ドラの音が響き出航。駅弁食って、歯を磨いて寝る。現在、摩周丸は函館港(JR函館駅から徒歩3分)に繋留され見学可能。大人500円。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


リスボン優美(リスボンユウビ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:みっともないから、止めなさい。