まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

木曽三川公園

小中学校時代に習った「輪中」は、周りを堤防で囲まれた低地である。堤防は、実際には車が走る道路にもなっている。東から木曽川長良川揖斐川の三川が合流。地盤沈下故か、低気圧の通過の度に高潮の被害を受ける。1959年9/26の伊勢湾台風(最も低い気圧時で895hPa)では、死者・行方不明者が5098名に達した。江戸時代にも洪水被害が多発。幕府は、薩摩藩に三川の改修工事を命じている。普段、木曽川の水位が一番高くてプラス60cm。このため、木曽川が増水すれば長良川が溢れ、揖斐川の堤防が決壊という筋道をたどる。そのため、薩摩藩の普請役は木曽川長良川の流れを分断する工事から始めている。でも、限られた予算と日数での工事は難渋を極め、責任を感じた普請役の切腹が相次ぐ。地元の農民が建立した薩摩藩士の慰霊碑が公園南端にあり、涙を誘う。木曽三川公園は、国営公園。センターには展望タワー(65m)があり、東名阪桑名東インターから15分。駐車場は河川敷にある。「遊び」と「学び」を両立出来る素晴らしい公園だが、「輪中」の暮らしと薩摩藩士、深く繋がっていることも忘れないで。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『可動レーン(カドウレーン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ただ2つをくっつけただけでは出来ない。