同級生のＴ山に誘われ、２人とも自分で製作した自転車に乗り応神天皇陵までサイクリングに出かけたことがある。応神天皇陵は羽曳野市にあり、誉田御廟山古墳（こんだごびょうやまこふん）とも呼ばれる。墳丘の長さ（４２０ｍ）では仁徳天皇陵の４８６ｍに及ばないものの、後円部の直径が２６７ｍ、高さは３６ｍと巨大なため、体積・容積では仁徳陵を上回る。日本一大きな古墳と呼べないこともない。記紀に依れば、応神天皇は神功皇后（宇佐神宮の祭神）の子どもであり、筑紫で誕生したという。仁徳天皇は、応神天皇の第４皇子にあたる。参拝する前に、自転車が倒れないように駐輪しなければならない。後輪右側には、当時としては高価な軽合金製の変速器を取り付けてあるからだ。「倒れるなら、左側に頼むで」というまちゃつの独り言に、Ｔ山が名言を吐いた。「自転車が倒れないようにするには、最初から倒しておいたらええねん。倒れた衝撃で部品が壊れる可能性はゼロ！」自転車を倒してから、参拝したのは言うまでもない。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『まわし、売るか？（マワシウルカ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：弁慶が家来。
