まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

チャールズ・M・シュルツ

スヌーピーチャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナスなど、様々なキャラクターが生き生きと活躍するピーナツ・シリーズ。米国では、野球チーム「ピーナツ」の常敗監督チャーリー・ブラウンの人気が圧倒的だろう(ペーダ先生の意見)。でも日本では、スヌーピーが一番の人気者か。まちゃつは、常に安心毛布が手放せない天才的未熟児、ライナスのファンである。学生時代には英語学習を兼ね、少々高価だったが谷川俊太郎訳の対訳バージョンで楽しませて貰った。半世紀近く(!!!)ほとんど休まず新聞連載を続けたシュルツさんは、1922年11月26日、ミネソタ州ミネアポリス生まれ。ペーダ先生やまちゃつ母の1歳下。父はドイツ系移民で理髪店経営、母はノルウェー系移民だったそうだ。作品の中でチャーリーは、常に敗者側の視点で世の中を見つめるのだが、絶対に「希望」を失わないキャラとして描かれている。それが読者の共感を呼んだか。「『ピーナツ』の登場人物は子どもの姿をしているが、科白はみんな大人のものだよ」とは、ペーダ先生の解説。そういえば、ルーシーは1回5¢で精神分析をやっている。悩めるチャーリーの相談。“Do you think I can ever become a mature and well­adjusted person? ”(ボクがいつかは成熟してちゃんと社会に適応した大人になれると思う?)精神分析医ルーシーの返事。“For a question like that,I have to be paid in advance.”(その種の質問には前払いでいただきます)驚くチャーリー。“In advance! Why?”(前払いで!なぜ?)ルーシーの返答。“Because I don't think you're going to like the answer.”(あなたが答えを気に入るとは思えないから)確かに、子どもはこんな洒落た会話はしないであろう。「でも、ルーシーは答え言うてるやん!」関西人ならツッコミを入れたくなるか。シュルツさんは2000年2月12日、読者への別れの作品を描いて亡くなる。翌朝、全世界のピーナツファンは、漫画を読んで彼の死を知らされたのである。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『ノミ、持たん(ノミモタン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:売れっ子司会者。