まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

サイクリング・笠置

後醍醐天皇の行在所が置かれた笠置まで自転車で行こうとT山が言う。一泊の行程だが、テント、飯盒、食料持参だから金はほとんどかからない。備品を運搬することもあろうかと、タイヤは細身のロードレーサー用ではなく、太めを装備してある。今里筋を北上し、ダンプ街道の異名を持つ旧R163を東進。清滝峠を越えて笠置を目指すことにした。現在のR163は片側2車線で歩道もあるが、当時は1車線で歩道もなく、自転車にはかなり危険なルートだった。清滝峠は、暗峠に比べればかなり低くて楽なコースのはずである。ところが、峠の半分にも達していないのに自転車を降りて押す羽目になった。折角軽く作った自転車なのに、テントなどの備品が重すぎる。こいで上ることを諦めざるを得ない。峠に着くのに出発後3時間30分を費やした。休憩後、木津までの所要時間はたったの20分。下り一方で一度もこがず、時々ブレーキ、爽快。生駒山地は「傾動地塊」と呼ばれる地形である。断層によって地塊がずり上がり、大阪側は断層崖、奈良側は緩やかな斜面を形成している。阪奈道路をドライブすると、「傾動地塊」を実感するはずだ。笠置の手前に七曲がりという難所がある。現在は清滝峠と同様トンネルであっという間だが、名前の通りアップダウン付きカーブが多く、未舗装の上、道は狭い。ここでは、見知らぬドライバーから「がんばれーっ」と2度声を掛けられた。翌日は上り坂に懲りて、R24とR25経由で帰阪。遠回りだったが、上りがないため、3時間ほどで到着。平坦なコースのサイクリングは、やはり楽しい。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『不埒な我が身の字(フラチナワガミノジ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:摂政、関白ほしいまま。