奈良県の進学校で教鞭を執るKIさんが大学生の頃、まちゃつは、車で津和野へ連れていってくださいと何度か頼まれたことがある。KIさんの休日に合わせて広島のホテルを予約。ところが、風邪をひいたから出かけられない旨、前日に連絡が入る。キャンセル出来ないので、妻と１歳の誕生日直前の娘を車に乗せて広島へ。赤ん坊連れで山口までは辛いので、宮島等を見て早めに帰阪した。２３年前のことだ。そのことを思い出し、２年前の黄金週間最終日、宮崎からの帰りに津和野に寄ってみた。土砂降りということもあり、閑散としている。早速、森鴎外記念館へ。鴎外は、本名「森林太郎」。よく勘違いされるが、麻生首相と同じ名前ではない。「林太郎」が名前だ。小説家の中でも「文豪」と呼ばれたのは、漱石と鴎外しかいない。小説家として一流の証しであろう。２人とも官費留学。漱石は英国。鴎外はドイツ。鴎外が凄いのは、軍医としても一流だったことである。軍医としては最高の地位、陸軍軍医総監（中将相当）まで出世する。それにしても、峠を越えた途端、霧に包まれた盆地の中に石州瓦の集落が現れた時には、美しさに思わず息を呑んだ。幻想的で、一種別世界に迷い込んだ感じがした。帰りの六日町インターまでのＲ９、Ｒ１８７とも自車の前後に他の車はほとんど無く、６０ｋｍ/hで走行。快適なドライブだった記憶がある。高速１０００円でもあるし、ドライブに出かけてみてはどう？
それでは、本日のシャッフルクイズ。
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：安土桃山時代の武将。
