母の命日である。亡くなって１８年が経過。１９２１年１１／１５生まれだから、生まれた国は違うがペーダ先生と同学年だった。好物だったKフライドチキンを買って故人を偲び、墓参りに出かけるか。ところで、フライドチキンを買いに出かけた母が、しょんぼりして帰ってきたことがある。意味の分からないことを尋ねてくる店員にどうしていいか分からず、購入せずに戻ってきたというのだ。意味不明語は、「何ピース（piece）に致しましょうか？」である。年寄りには「幾つにしますか？」と尋ねればよいものを、マニュアル化の弊害か。とても笑えない。５／２０付朝日に掲載された弓道好きの女性（一人暮らし、８２歳）が〈最近腹が立ったこと〉に定額給付金を挙げていた。通帳や保険証のコピーを送る必要があるのだが、コピーのやり方が分からないというのである。これも笑えない。まちゃつもこの日記を書くのに、ワープロソフトで書き終えてからコピー＆ペースト（若者語では、「コピペ」と言うらしい）をおっかなびっくりやっているから他人事ではない。モータリゼーションが起こった頃、環境の変化についていけないペットが、よく道路ではねられた。鉛筆の代わりにパソコンの時代である。文房具革命が起こっている今日、環境の変化についていけないシニアにはどんな運命が待ち受けているのか。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『黄粉、どんべい、のけろ（キナコドンベイノケロ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：向こうずね。
