「syllable game（音節ゲーム）をしよう。今から、私があるイメージを頭の中で描くから、その単語を推測してみてよ。但し、文字数は黒板に書く。単語が直ぐには分からない場合、適当なアルファベットを言ってもらえば、その文字が出てくる場所に、アルファベットを書く。単語中に出てこない場合は、無いと言うからね」そうおっしゃると、例題を出すため、“○○○○○○／○○○○○○○○○”と板書なさった。学生達は、結構必死だった。品物は何か忘れたが、先生のアメリカ土産が貰えるからだ。大学生だから、アルファベット文字の使用頻度をみんな知っている。大体“e,a,t,i,o,s,n,…”の順だ。最初の学生が“e”２番目が“a”３番目が“o”と答えると、先生は「○○○○a○／○e○○e○so○」のように板書された。実際は○ではなく下線の数だったが、ここでは○で表しておく。例題の答えは、“Thomas／Jefferson”であり、早く気づいた学生から答えるというものだった。“A○a○○a”は易しい問題だったが、まちゃつは“Alabama”と答えてしまいアウト。２、３回字数を数えて、いかにも惜しいという表情をなさる。次に答えた学生が正解の“Alaska”を的中させた。あの時、ペーダ先生が、まちゃつにプレゼントを獲得してもらいたいと思っていらした節が確かにあったが、お土産を頂戴することは叶わなかった。難しかったのは、○○○○／○○○○○○である。母音の“a”“i”“o”が現れ、“○a○a／○a○i○o”まで明らかになったが、誰にも分からなかった。みんな英語を探しているから、当然といえば当然か。答えは日本語であり、先生お気に入りの女優「加賀まりこ」だった。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『あれー、酢豚と乱舞す（アレースブタトランブス）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：大リーグ球団名。
