「ニューヨークは、日本で例えると東京だな。一流の物や人が集まる都市だ。フィラデルフィアは、商業が盛んだから大阪という感じ。私の生まれたボストンは、歴史があるから京都だろう。Ivy League（全米最難関の８大学：ブラウン大、コロンビア大、コーネル大、ダートマス大、ハーバード大、プリンストン大、ペンシルベニア大、イェール大）中で最古の大学ハーバード大学（１６３６年創立）もある」とおっしゃった。遷都１２００周年が近づいている京都と建国２００周年を迎えようとしている米国ボストンが似ていると言われても、まちゃつにはちょっと違和感があった。ペーダ先生は、奇しくも平安遷都１２００周年である１９９４年に亡くなるのだが、その頃は知る由もない。ボストングローブ紙に依れば、先生は、ダウンタウンから２０ｋｍ程南のSharon生まれで、RoxburyのFort Hill地区育ちとある。今日は、Fort Hillを歩き回ってみた。もちろん、street viewを使ってだが。高校の授業をサボって映画に行けたはずである。下町は目と鼻の先。ボストン大学へも直線距離なら１ｋｍ程度だ。レッドソックスの本拠地フェンウェイパークへは、大学に行くよりも近い。ペーダ先生の表現をお手本にすると、関西でいうなら甲子園球場のすぐ側に住んでいるようなもの。先生４歳の年にＴ型フォードが最廉価の２９０ドルになり、８歳から１２歳の頃が、世界恐慌真っ只中。おまけに、生まれる１年前から１３歳の頃まで禁酒法が施行されていた時代だから、家並みも通る車も今とは違っていただろう。まちゃつは、Fort AvenueからHighland Park Avenue、更にCentre StreetからLinwood Streetを歩いてみた。流石、米国東海岸、綴りがcenterではなく英国流のcentreだ。日本だったら対面通行出来そうな道でも一方通行が多く、路上駐車だらけ。都心に近いから高級住宅街ではないが、道の両側にはどこも木々が生い茂っている。建物は、２階建てから４階建て。茶色系が目立つ。びっしりと建て込んではいない。空き地もある。車とはたくさんすれ違ったが、トヨタカムリ、ホンダアコード、ＧＭハマーＨ３、ＢＭＷ５シリーズ、アキュラＲＬなどははっきり分かった。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『慈善止す、小粋（ジゼンヨスコイキ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：女性歌手。
