まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

特急「白鳥」

世界最長距離を走る特急が、大阪駅11番線に入線してくる。昼間走行する電車として、という但し書きが付くけれども。青森駅までは、優に1000kmを超える。1977年8月11日午前10時過ぎ。とうとう「白鳥」に乗車する日が来た。これから、青森まで13時間弱付き合う列車だから編成をよく見ておきたい。でも、発車までの時間は短い。先頭車両付近は黒山の人だかりなので、急ぎ足で最後尾に回る。乗客以外に写真撮影のレールファンが多く、ホームは混雑している。一日一本だから仕方がない。最後尾にも30人程のカメラマン。まちゃつも最後尾から1枚撮影。旧国鉄特急色、赤と肌色のツートンカラーに塗られた485系貫通型だ。60ヘルツ地域も50ヘルツ地域も走行OK。しかも、交直両用、特急用車両の万能選手でグリーン車に食堂車も連結している。特急「雷鳥」に食堂車は連結されていない。格の違いだろう。当時でも、北海道に旅する人の95%以上が航空機を利用していたが、まちゃつは、2時間ぽっちで千歳に着きたくなかった。「♪はるばる来たぜ、函館ーっ」サブちゃんの歌にある通り、北海道に着くまでの途中経過を味わいたかったのである。例えば、食堂車でランチやディナーを味わい、日本海に沈む夕日を車中から眺め、青函連絡船で潮風に吹かれるという具合に。長くなったので、ここらで切るターイ。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『温顔と説話(オンガントセツワ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:奈良県、温泉名。