まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda 先生(45)

「タイムマシンがあったとして、行ってみたい場所・時代を書いてごらん」とおっしゃると、クラスの学生全員に紙片を配布なさった。まちゃつは、「16世紀、三重県」と記入しペーダ先生に手渡す。熊本にある墓地の碑文「先祖、伊賀国名針城城主、H出羽守法正。天正動乱の砌、落城に及び…」を思い出したからである。伊賀は、浄土真宗の勢力下にあり独立国の様相を呈していたが、信長軍と戦い敗北する。20枚のメモをご覧になりながら、質問・対話が続く。“Mie Prefecture. 16th century.”とお読みになり(どうして三重なのだろう?)という表情が一瞬よぎる。でも、ご自身の行ってみたい時代も同じく16世紀であり、場所はイギリスだとおっしゃると、エリザベス朝の話題へと移っていった。「私は国家と結婚している」絶対王政の代表、独身のまま亡くなるエリザベス一世のことばである。1588年、刀狩令が日本で出た頃。フランシスコ・ドレークを使いスペインの無敵艦隊を壊滅させる。ハプスブルグ家の支配下からオランダが独立するのを支援。文学でもルネサンスの黄金期。エドモンド・スペンサーは詩人、「神仙女王」。ジョン・リリーは喜劇作家。ロバート・グリーンは劇作家。最後に、「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」「ロミオとジュリエット」「ヴェニスの商人」などを著したウィリアム・シェークスピア。「シェークスピアを読みなさい。会話の宝庫だから」と笑顔の先生。普段に増して「生き生きとした」笑顔である。シェークスピアには、心底惚れ込んでいらした。



それでは、本日のシャッフルクイズ。
ヒント:名人と一勝一敗のタイスコアーです。


『歌田さま、加護(ウタダサマカゴ)』


今度会ったら、答えを言ってね。