まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

R158からR156へ

30年前の、8月16日。日付まで覚えているのには訳がある。高校野球伝説の「星稜対簑島」のラジオ中継を、富山から福井までの車中及び旅館で聞き続けた日だからである。延長18回、3時間50分、感動的な試合であった。免許を取って1年ちょっと。早起きし初心者マークをつける。練習のため、ベテラン・ドライバーしか通らない山道へ。おっかなびっくりの運転だ。谷底へ真っ逆さま、なんてことにもなりかねないから、友人は誘わずに1人で出かけた。死ぬなら、1人で充分。道連れは要らない。車は、35万円、中古のマーク2で直6エンジン。こいつのクラッチが異常に重い。徳島在住の大学同級生、徳島県警のHHに運転させたことがある。クラッチの反発力が半端ではないから、エンストの連続。「ごめん!」を連発していた。R158、油坂峠は今でこそ高架でスイスイだが、当時はヘアピンの連続にアップダウンが激しい。上り下りとも、初心者には厳しい道だ。上り坂でハンドル操作にかまけていると、3速にシフトダウンしようと思った時には、時既に遅し。セカンドでも危ない速度にスピードダウンしているという具合。今、同じ状況でマニュアル車を運転するならなら、シフト操作はせずに3速のままアクセル操作だけで済ますのだが、当時は下手くそーっ! 後ろに付いた車には、何度も先に行ってもらった。おまけに峠は、センターラインさえない地道。ブレーキを強めに踏むと、砂利ごと滑る。ガードレールはない。美濃白鳥で北上、R156へ。心細さにラジオのスイッチを入れるが、NHKさえ受信できない山間部。入るのは韓国語ばかり。ラジオを切る。再度スイッチを入れたのは、合掌造りで知られた白川郷を過ぎ富山県に入ってからである。どうにかこうにか、お目当ての御母衣(みぼろ)ダムに到着した。



それでは、本日のシャッフルクイズ。
ヒント:ICPOの…


『虹がいけたぜ(ニジガイケタゼ)』


今度会ったら、答えを言ってね。