まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

apology と「申し訳程度の〜」

(apo)が「相手から離れて」、(logy)が「話すこと」、合わせると「相手の攻撃をかわして話すこと」。大学受験生が「謝罪」「弁解」と覚える英単語で、動詞はapologizeである。アクセントは第2音節にあり、入試頻出。このapology に「申し訳程度の〜」という3つ目の意味があるのは高校生にあまり知られていない。
日本語では、「実質が伴っていずに、体裁だけのこと」という意味で「申し訳程度の〜」を使う。例えば、やる気のない学生が「申し訳程度に教科書を開く」とか、気持ちの伴わない形だけのお礼を「ほんの申し訳程度の謝礼」などと言ったりする。
“apology”も「軽蔑」「滑稽さ」を含意し、A piece of toast is a poor apology for a breakfast. 「トースト1枚じゃ朝食と言っても申し訳程度のもの」とか、She was wearing an apolgy for a bathing suit. 「彼女はほんの申し訳程度の水着を着ていた」などのように用いる。
英語と日本語を比べると、表記、発音、語順、発想など異なるところが多く、共通点を探すのが困難だ。でも、apology「申し訳ない」「申し訳程度の〜」のように日本語と発想の仕方が似ている単語に出合うと、英単語という砂漠でオアシスを見つけたようなホッとする気分にさせられる。



それでは、本日のシャッフルクイズいきまーす。
ヒント:飲酒運転発覚から立ち直った(?)スケーター。


『ブナの檻だ(ブナノオリダ)』


今度会ったら、答えを言ってね。