まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(27)

「給料が安すぎる」S中学校時代、生徒に人気のある20代後半の社会科教師Kは、ひと月に1回は授業でこぼしていた。さすがに、高校では一度も耳にしなかった。K西学院大学の授業でも、日本史講師のK西大HK教授は、「講義料が安すぎる」を連発。授業は人気があり、大入り満員だった。「K西学院大学から阪急西宮北口駅までタクシーに乗ると、すべて飛んでしまう。何をしに来たのか分からない」と何度も聞かされた。タクシー運転手に聞いてみると、1200円ちょっとだとのこと。まちゃつの知り得る限りだが、ペーダ先生はご自身の待遇面で不平不満をおっしゃったことはない。しかし、「学費を上げよう」と提言なさったことはある。さすがに、学費値上げに賛成する学生は20人中1人も見当たらない。まちゃつも学費を自分で工面せねばならなかったため、年額12万円弱の学費を半期ずつ納めるのは、容易ではなかった。当時の国公立大学の授業料は、驚くなかれ、年額1万2千円である(月額たったの千円。幼稚園でも三千円必要だったのに)。通常の年ならば、法学部で学費が一番安いのはR命館大であり、次がK西大、D志社大とK西学院大はワンランク高いのである。しかし、学園紛争の影響で、K西学院大だけが学費値上げ不能の状況に陥っていたため、KKDRの中で一番学費が安かった。まちゃつがK西学院大を選択して入学した所以である。当時の慣習では、学費は4年間変わらない。故に同じサービスを受けていても、学年によって授業料が異なるのである。
ペーダ先生の弁。「米国では、高校までは親に学費を負担してもらうのが普通。でも、大学の学費は、学生本人が負担する。奨学金の給付(学業優秀な人及び運動選手だけ)や貸与でまかなうのだ。もちろん、給付ではなく貸与ならば、社会人になってから返還する。そうやってみんな大学を卒業する。米国に比べ、日本の大学の学費は安すぎる。奨学金制度を充実させて、学費を上げるべきだ」教室はシーンとなったので、通常の授業に入った。HK教授の講師としての待遇とペーダ先生の待遇とに格差があったとは思えない。今考えると、講師の時間給は安すぎたのだろう。



それでは、いつものシャッフルクイズいきまーす。
ヒント:会社名+車名。


『好かん兄さん、つらい(スカンニイサンツライ)』


今度会ったら、答えを言ってね。