まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

宮本武蔵の墓

臨終を迎えるまでの5年間、宮本武蔵は肥後細川家に三百石で召しかかえられている。武蔵自身の著書『五輪の書』によれば、13歳から29歳までの間に60数度の決闘を行い、一度も後れをとることはなかったという。晩年の武蔵は、書画にも才能を発揮し還暦を過ぎて程なく亡くなっている。
まちゃつは、学生時代に吉川英治作『宮本武蔵』を読んだが、実在の人物ではなくシャーロックホームズのように創作された人物だろうと思いこんでいた。ところが、歴史上の人物で墓まであるらしいと知って4回生の冬、熊本市にある武蔵塚に出かけた。学生の頃から墓マイラーだったようだ。
交通センターから産交バスに乗り、国道57号(現在の県道337号)を進む。今は公園として整備されているが、当時は殺風景で何もない所だった。空き地や草っ原が続く中に、木々が茂っている場所があり、そこが武蔵塚だった。大きな岩に「新免武蔵居士石塔」と記されていたが、誰もいない寂しい場所だ。亡くなった後も、江戸に出る主君を見守りたいという本人の希望でこの地に埋葬されたらしい。武蔵が亡くなって8年後、まちゃつの先祖は伊賀を出て熊本で仕官することになる。単なる偶然か、俸禄は三百石である。



それでは、本日のシャッフルクイズいきまーす。
ヒント:声が聞こえにくいのは、こいつの性能が悪くなったからかなぁ。


『うまか頭巾(ウマカズキン)』


今度会ったら、答えを言ってね。