まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

国鉄バス、右側通行

片側一車線の国道は、襟裳岬まで数珠繋ぎ。まだ、15km程ある。この渋滞では予定通りの時刻に襟裳岬に着けそうにない。岬での見物に1時間とってあるので、バスが少々遅れても見物時間を短縮すれば、広尾行きのバスに乗り継げるはずなのだが、ノロノロ運転のバスがとうとう動かなくなってしまった。時間がいたずらに過ぎていく。マイカー族の中には車外に出て遊んでいる組もいる。
その日は、1977年8月14日。早朝に苫小牧を出発。日高本線を経由し様似駅で下車、国鉄バスに乗り換え襟裳岬まで乗車。その後、再び国鉄バスで広尾まで出て、広尾駅14:07発帯広行き普通電車に乗車し、帯広に泊まる予定だった。イライラしながら時刻表を注視した。一番の問題点は、広尾線だった。1日に6本しか列車がないのである。14時07分発に乗れないと、楽しみにしている幸福駅到着も暗くなってからとなり、宿屋にも予定の時刻に着けなくなる。
まちゃつが気をもんでいると、対向車線をパトカーがこちらに向かってくる。国鉄バスを右側車線に誘導。赤色灯を点滅しながら襟裳岬に向かってバスを先導した。スイスイ進めたお陰で国鉄バスは定刻通りに到着。この時ほど、バスを利用していて良かったと実感したことはない。渋滞の原因は、駐車場の狭さにあった。入りきれない車が国道にまであふれ、10km以上も続いていたのだ。マイカー族・レンタカー族は、どれほど待たされたことだろう。同情を禁じ得ない。


それでは、本日のシャッフルクイズいきまーす。
ヒント:ことわざ・慣用句。人に○○○をかけておけば、いずれ自分にも…。


『なめた花開け、土佐の図(ナメタハナヒラケ、トサノズ)』


今度会ったら、答えを言ってね。