まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(18)

“There's a bee hovering over a flower.”「ミツバチが花の上でホバリング(空中静止)しているよ」とおっしゃった。ペーダ先生が差し出した写真をのぞくと、花弁のちょいと上にミツバチが写っている。「『空中の一点に止まる』」の意“hover”にはoverやaboveが続くんだよ」と習った。多分マクロレンズで撮影したのだろう。まちゃつとはキャリアが違う。構図も距離も明るさも秀逸。舌を巻いた。
当時、標準レンズしか持たないまちゃつだが、写真で一度先生から褒められたことがある。1976年2月25日、4時に起きてNHさん運転のスズキフロンテにおさまり、信貴生駒スカイライン(冬季には、当時係員がいなかい)に向かった。駐車場から東の空に見えるはずのウエスト彗星を撮影するためである。前夜の夕刊に、運が良ければ彗星の長い尾が見えるかもしれない旨の記事が出ていたのに、広場には誰もいない。
車の外に出て三脚にカメラをセット。あまりの寒さに震え上がった。防寒着無しのブレザーだけでは、1分も外にいると骨まで凍る。しばらく待っても彗星は現れない。車中で暖まりながら夜明けを待った。気がつくと大和青垣国定公園上空、赤紫色の空を背景に彗星の長い尾がくっきりと出ている。ケーブル・レリーズは持っていない。シャッターをバルブにセット。出来るだけカメラ本体に震動を与えないよう、寒さの中1分以上シャッターを押し続けた。幸い写真にも長い尾はくっきりと写っていた。もちろん、ペーダ先生にも進呈。写真に関しては辛口批評をするペーダ先生に激賞された。忘れられない1枚である。



それでは、本日のシャッフルクイズいきまーす。
ヒント:人名です。世界征服。


『あら、ひどー、太る!(アラヒドーフトル)』


今度会ったら、答えを言ってね。