まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(4)

ペーダ先生は、ボストン生まれのフィンランドアメリカ人。フィンランドは極端に寒い国なので、遺伝的に体の大きい人が多い。身長2メートル弱(当時1.76メートルのまちゃつの頭のてっぺんが先生の肩まで届かなかった)、体重はおそらく120kg???手は、野球のグローブ並み。男子学生で先生と握手をしてgive upをしないものはほとんどいなかった。握力には自信があったまちゃつだが(70kg)、潰されないようにするのが精一杯。握り返すなど不可能だった。ボストン大学大学院卒。米国で盛んな3大プロスポーツである、野球、フットボール、バスケットボールのどれにもあまり関心がなく(Red Soxは別。将来、怪物松坂大輔投手が入団することになろうとは!長生きしてこのことを知ったら、どれほど喜んだか!)、38年前の米国には珍しいサッカー狂。サッカーのPK戦の頭文字と、自分の名前(Philip Karl)のイニシャルとが同じであることが自慢。Pehdaという姓もアメリカ人の中では、たぶん自分の母親と自分しかいないということであった。だが調べてみると、Pehdaという姓の大学教授が現在、米国にはいる。何と便利なネット時代だろう。
第二次大戦中は、軍曹。太平洋で日本軍と戦った。撃墜した零戦を背景にした戦場の写真を見せてもらったこともある。実際の戦場では、米兵も「映画の中のようには勇ましくない」が口癖。上官が「これから、敵陣への斥候に出てもらう。危険な任務だ。生きて戻れない可能性もある。志願兵は、一歩前へ!」と叫ぶ。映画なら、数名がさっと一歩前へ出るシーンだが、「兵隊の足は、自分も含めてぴくっとも動かないのが現実だ。」とおっしゃっていた。
先生は、自分のことをOyaji(親爺)と呼ぶように言い、まちゃつのことはPhiladelphia Lawyer(フィラデルフィア・ローヤー:腕利き弁護士)と呼ぶようになった。授業初日の「黒板事件」が関係していたのだろう。


それでは、いつものシャッフルクイズいきまーす。NHKテレビ番組名です。


『ヤベエ仕事、要らないで(ヤベエシゴトイラナイデ)』


今度会ったときに、答えを言ってね。