散歩の途中に立ち寄った店で16年物と邂逅。普段飲みには高価だが、
「ラガヴーリンに始まり、ラガヴーリンに行き着く」
との文言が脳裏を過ぎる。いつか訪れるであろう愉快な日のため、手元に置くことになった次第。寒さの厳しい吉日に開封。ストレートを常温で頂く。深夜のこと故、お供はカシュー・ナッツ、アーモンド、クルミのみ。コルク栓を鼻に近づけると、「異臭」。乾燥イチジクやデーツの香りを期待していたから、がっかり。ゴックン。スモーキーで軽く、スパイシー。甘さ控え目。僅かに塩味がある。世間では「甘い部類に入る」というから、木の実の甘さが味覚を狂わせたか。独特の「臭い」が強烈。当初は、グラスを重ねることを躊躇。ヒデヨ6枚と交換したことを心底後悔。「消毒液」と酷評する向きに加担する気満々となった。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『芝居替え(シバイガエ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:不祝儀は半返し。