まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

宮城峡蒸溜所(11)

白鳥のねぐらがある小島に関するエピソード。繁茂する地衣類にも樹木にも人の手は加わっていない。自然に形成されたという。ただし、本体は新川川から運び上げられた岩。土砂を固めたものではない。間組から竣工記念品贈呈を打診された際、建設会社なら朝飯前だろう、と考えた竹鶴政孝。新川川河原にある形のよい岩を所望したという。宮城県の了解を得るため、建設委員と間組担当者が早速河川課を訪ねる。たったの400円であっさり許可。持参した写真では、大きさが正確に伝わらなかった可能性もあったとか。ところが、意外なところで問題発生。当初百万円と見積もった運搬費ではとても足りないことが判明する。河原の岩が地中深くまで埋まる巨岩のほんの一部に過ぎなかったからである。大慌てとなった間組。河川課と竹鶴政孝の両者から再度了解を得た上で、発破後に運搬。実際には、当初予算の6倍、600万円の運搬費がかかったのだという。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『漉し餡だい!(コシアンダイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:太くて不格好な足。